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alpha2
磯にて・・・
…とある地磯での光景です。
何だかわかりますでしょうか？これはマキエの跡のようです。
磯際から少し離れた岩の割れ目の光景です。
マキエの残りに海水や雨水が入って水溜りになっていました。
マキエが残るのは仕方ない事です。
私もよくやります。しかし…
割れ目に放置すれば｢捨てた｣と言う罪悪感が薄らぐのでしょうか？
おかげでこの磯周りにはハエが飛び回り
磯場にはおよそ似つかわしくない異臭が放たれていました。
出来れば自宅まで、または理解のある釣具店や施設まで
持ち帰ってあげてください。
それがムリなら悪影響を最小限にとどめて
海中に拡散させてください。
もちろん他に楽しんでいる人たちに
迷惑にならないように…
でも出来るだけ“ムダのない”ようにしたいものです。
高いエサ代でもありますから。
足らなくならないよう、余り過ぎないよう…
それも、お魚との駆け引きだと思って
竿を振ろうじゃないですか。
｢磯へは最小限の荷物しか持ち込まない｣
と言う人が多いようです。
｢要らない物が増えるとゴミになるから…｣
とエサの袋も取って来られる方々がいらっしゃいます。
その道に通じる方々はすべからく
その道に生きる作法をわきまえておられる方が多いようです。
でも、どうしてもゴミは出ます。出れば持ち帰ってください。
｢磯で焼却すれば大丈夫！｣…本当に大丈夫なのでしょうか？
岩肌が焼け焦げてしまいます。
そして完全に焼け切れない事も多いようです。
ビニール製品は溶けて岩にへばりつき
水が入ると不純物の浮いた水溜りが形成されます。
ましてや金属類なんて…燃えない事がわかっているはずです。
なのにどうして缶類を火にかけて終わりなのでしょう？
ゴミを処理“しようとした”行為と
ゴミを処理“した”行為とは違うと思います。
ポイポイと捨てる人よりは良いのですが
やはり自分のゴミは持ち帰る方が
より良いのではないでしょうか！？
｢荷物になるって？｣…あなたの獲物に比べれば軽い物ですよ。
今回はダメだったとしても、いつかそれ以上のお土産が釣れますよ！
…釣り場を滅ぼさない限りはね。
磯場での焼き跡やゴミの吹き溜まり？には
必ずと言って良いほど新しいゴミが捨てられています。
誰かが捨ててるから良いのでしょうか？
“ゴミを処理したと言う行動”だけで良いのでしょうか！？
そこには消化されるはずのないゴミがたくさんたまっていきます。
磯場にはゴミを回収する人も機械もないのです。
「二度と来ないから…」・｢しばらく来ないから…｣
だったらかまわないのですか！？
人が足を踏み入れる事の出来る岩場は
シケの時に波が洗ってくれます。
嵐が去った後には綺麗になった岩場が戻って来ます。
でも、それは本当に綺麗になったと言えるのでしょうか？
ゴミは波にさらわれ海中へ…
そしてポイントへと堆積していきます。
“磯にゴミを残す”と言う事は
“海にゴミを捨てる”と言う事と
あまり変わらない事のような気がします。
もしも、“自然環境”に関心がない人であっても
釣りをする以上はポイントを失うのは嫌だと思うんです。
だから…ゴミの後始末をお願いしたいのです。
誰のためでもない…あなたのためにも…
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“ぷらす あるふぁ けいかく”は、今、始まったばかりです。
偽善者ぶってカッコつけて、偉そうな事を言っている私も
釣り場では、まだまだ粗末な配慮しか出来ない
愚かな人間です。
でも、気づいたことから、出来ることから改善していこうと思います。
釣りの技術を磨くように、
釣りを支えてくれる様々な要素に対する心配りも磨きたいと思います。
｢持ち込んだゴミの量＋αのゴミを持って帰りませんか！？｣
強制はしません！これがベストだとも思っていません。
でも、私はまずここから…
個人的に実行している、ささやかな抵抗です
賛否両論あるかも知れませんが
もし、よろしければ、あなたも実行してやってください。
小さな事だけれど、目立たない事だけれど
自然を大切に出来る人は
自然に大切にされるような気がします。
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